べにほっくり(宮崎紅)

べにほっくり(宮崎紅)

宮崎の名前を冠する品種です。農業の世界では高系(こうけい)14号とロボット的な呼び名でも呼ばれている品種の一つです。 ちなみに高系14号には有名な鳴門金時や五郎島金時、紅さつまなども含まれていて、どれも宮崎紅とはいわゆる兄弟にあたるんです。

食感はホクホク系です。私たちは宮崎紅も2カ月程度しっかり熟成させたものしか基本的に出荷しないので、甘味ものっています。比較的早い時期から収穫出来るのも特徴で、秋深まる前、残暑が厳しい9月頃にはお届けできます。

焼き芋、ふかし芋にももちろん使用して頂けますが、料理などに使う場合にも宮崎紅はおすすめです。甘すぎる品種が苦手な方にも宮崎紅が一番の推し芋です。

くちどけいも(シルクスイート)

くちどけいも(シルクスイート)

焼き芋で人気がある品種、シルクスイート。その名の通り絹のようになめらかで甘味も強い事が特徴。なめらかさに関しては私たちが育てている品種の中でも一番。2012年ころから販売され始めたまだまだ若い品種のお芋です。

形は丸っこいのが多く、宮崎紅と同じくらい早い時期から掘れて、お客さんにもシーズン開始直後からお届け出来る品種の一つです。掘りたてでも甘味を感じる事が出来るのはとっても秀逸。

甘いと評判の安納芋や紅はるかと同等レベルの甘さを持っているんですが、大きな違いが一つ。それはやはりなめらかさです。シルクスイートはスプーンですくって食べれるほどで、離乳食などにもおすすめです。

安納とろとろ(安納芋)

安納とろとろ(安納芋)

焼き芋ブームを作った実績のある安納芋。紅はるか人気がじわじわと迫ってきているものの、ネットリしっとりしていて、甘ーい焼き芋、といえば安納芋と答える方はまだまだ多くいらっしゃいます。

鹿児島県の種子島の特産として知られる安納芋。種子島はとてもステキな土地できれいな海に囲まれ、温かい土と人に育てられた安納芋が不味くなるわけがないと思わされます。

食感は言わずもがなネットリ、甘い品種です。くしまアオイファームの場合、9月頃に入荷、熟成を経て10月頃から出荷を始めて春の前頃までは出荷可能に出来るように在庫を持っています。

イロドリムラサキ(パープルスイートロード)

イロドリムラサキ(パープルスイートロード)

紫芋では珍しい青果でも自信をもって販売出来るパープルスイートロード。パープルスイートロード以外の多くの紫芋は加工用に使われる事が多いです。例えば焼酎の原料としてや、お菓子の色付きペーストになったりする事が多いです。

紫芋が紫である理由は、ポリフェノールの一種、アントシアニンという成分が作用しています。ブルーベリーなどに多く含まれていて、視覚機能などに効果があると色んな記事でも書かれていますね。

パープルスイートロードは紫芋仲間のアヤムラサキなどと比べ紫の色味自体は弱いのですが、その分食味が良好で美味しいです。どちらかというとホクホク系ですっきりとした甘味があります。

施設紹介

奈留本社 出荷場

生産したさつまいもをお客様/お取引様により安全、より新鮮にお届け出来るよう調整・梱包が行われます。スピーディで安定的な配送体制を整える事で、日量約20トンのさつまいもを年中出荷することが可能です。

 

奈留本社 キュアリング貯蔵庫

さつまいもをキュアリングする機能を持った貯蔵庫を保有しています。収穫時についた傷を高温多湿条件下で処理する事でさつまいも皮膚下のコルク層をつくります(傷に対してかさぶたをかぶせるような行程)。そうすることで日持ちがよく、より良い状態のさつまいもを在庫する事が可能になります。また年中おいしいさつまいもをお届け出来るよう、1,500トン規模の貯蔵庫があります。

 

奈留本社事務所

私たちが住まう宮崎県南部は田舎ではありますが、田舎らしからぬモダンで働きやすい事務所を作りました。訪ねてくださるお客様やお取引様、社員が快適に過ごせるように配慮しました。さつまいものやさしい黄色と鮮やかな皮の深紅を意識した色使いをし、小さな中庭や、ミーティングスペース、社員が使う簡単なカフェテリアもあります。

CSR/SDGs

当社は世界に貢献しています

主に貢献している項目

【栽培】

環境に配慮した取り組み

化学肥料を減らし栽培する取り組みを行っています。農薬は植え付け時期数回のみの使用にとどめ、宮崎県農作物栽培慣行基準の50%以下を実現しました。また、畑で使う従来のマルチフィルムでは耕耘時にフィルムを剥がす必要がありましたが、土壌で分解される生分解性マルチシートへの切り替えを進め、廃棄していたフィルムの削減に繋がっています。その他、近隣地区や海岸の清掃活動にも積極的に参加し、自然環境と生態系の保全に努めています。

【流通】

廃棄物、食品ロスの削減

農業はきれいごとじゃありません。大きなもの、小さなもの、きれいなもの、形の悪いもの、全てが農産品です。小サイズのさつまいもの需要がある国への販路開拓により、いままで畑に廃棄されていた小芋を販売することができるようになりました。同様の取組をくしまアオイファームは続けます。宮崎大学との共同研究では捨てられている茎葉などの未利用資源の活用に向けた取り組みも進めています。

【人材育成】

事業継承と規就農者支援

後継者不足、高齢化傾向にある農業従事者をくしまアオイファームで雇用する事によって、事業を継続できる環境作りをすると共に、熟練農家ならではのノウハウの継承や教育をすることによって若手社員、農家のスキルアップを図っています。長年培った技術や知識を学び、今の時代に合わせてちょっと変える「温故拓新(おんこたくしん)」の理念を持って強い農業を目指します。

【教育・食育】

施設見学、就労体験

働くことを実際に経験し、農業に携わることへの楽しさを体感してほしいという想いから、地域の学生を招いて施設見学や農業体験を実施しています。子どもたちにおいしいものを食べられる喜びを伝えたり、農業の夢と希望を共有して「農業がしたい」と言ってもらえるように、しっかり、たのしく、かっこよくやる農業者でありたいと考えています。

研究について

宮崎大学農学部との共同研究講座「MTALab」を2018年10月に設立しました。さつまいもに関する複数の共同開発研究を行います。それにより新たなイノベーションの創出ならびに、研究を通じた人材育成等を目指します。

<育種>

従来からある交雑育種法に加え、重イオンビーム照射法といった最新の技術を活用し、新しい品種の開発に取り組んでいます。

現在取り組んでいるのは、おいしくて健康にも良い、全く新しいさつまいも品種の樹立です。すなわち、おいしいだけではなく栄養機能成分(抗酸化作用など)がより豊富な新たな品種の創出を目指しています。

既存の品種では、病原菌等に感染していない苗を選抜できる技術を確立するため研究を進めています。これらの研究成果とこれまでのさつまいも栽培の経験を活かし、環境に順応したより高品質なさつまいも栽培を進めていきます。

<機能性>

さつまいもに含まれる機能性成分にも着目しています。例えばポリフェノールなどの機能性成分を豊富に含んだ品種を選別し、機能性成分を抽出濃縮したサプリメント開発も視野に入れて研究開発を行っていきます。

<栽培貯蔵技術>

AI、ドローン、ロボットなどの最新技術を活用して、生産性の向上を目指します。また、貯蔵時や輸送時に品質劣化を最小限にするための研究も進めてまいります。

<未利用資源活用>

さつまいも栽培においては、傷ついた芋や腐った芋、茎葉などが廃棄物になります。これらの廃棄物を未利用資源として再生できないかどうか取り組んでまいります。具体的にはバイオマス発電やサプリメント開発、畜産向け飼料などとしての活用を模索します。

<人材育成>

学生との共同研究を通して農業および周辺分野で活躍できる人材を育成し、共に多角的な視点で農業および周辺分野に携わってもらえるような環境作りを目指します。

事業について

生産

農業は人に喜ばれるものを作る事が大切。生産はいつまでも私たちの基幹となる事業です

若い力で活気溢れる生産体制

現在、日本全国の農業従事者の平均年齢は65歳を超えると言われています。 当社では農家の後継者問題や職業として不人気といった問題をシビアに捉え「若い就農者人口」の獲得に力を入れています。 生産スタッフの平均年齢は約30歳。袋詰めや出荷を担当するパートスタッフを含めても平均約35歳と、農業生産法人としては非常に若い年齢構成となっています。

さつまいも一大産地、宮崎県串間市ならではの生産

土壌

くしまアオイファームのさつまいも は、”赤ほや”という赤土で育てられています。天敵となる害虫が少なく、穀物が育ちやすいとされている為です。通常、赤土は地中深くにありますが、表面の黒土と地中の赤土を入れ替えてしまう「天地返し」を先人が行ったことで、より良質なさつまいもが育ちやすい環境がここにあります。

特別栽培

くしまアオイファームでは、より安心で自然な美味しさを追求するため、徹底して減農薬に取り組んでいます。その結果、宮崎県農作物栽培慣行基準より農薬内の窒素成分量50%以下、農薬を使用する回数40%減を実現しております。

熟成

さつまいもは、収穫して1~2ヶ月程、適切な温度、湿度、二酸化炭素レベルを維持、コントロールしつつ貯蔵する事で熟成します。熟成しさつまいもに含まれるでんぷんが糖化する事により、皆様に甘く美味しく食べてもらう事が出来ます。

加工

くしまアオイファームでは、2015年4月より自社加工場を整備し、さつまいも加工品の自社開発に取り組んでいます

サツマイモのことならなんでもやります

消費者ニーズに合わせた積極的な商品開発を行なっております。焼酎用ではなく青果用のさつまいもを使って製造した焼酎や、いつでも出来立ての焼き芋をお楽しみに頂けるように冷凍焼き芋を作っています。くしまアオイファームは6次化認定企業です

 

販売

私たちのこだわりの商品を、独自のコミニュケーション戦略をもってPRに取り組んでいます

消費者に喜ばれる商品をつくりたい

創業初期、売り方を模索していた中で、県内のデパートでお客様から頂いた一言がきっかけとなり、小ぶりなおいもをパッケージングした「おやついも」が誕生しました。私たちが店頭に直接立ち、試食販売に取組み、お客様からの声を直接頂きながら、商品開発に活かしています。

 

輸出

海外輸出にも積極的に取り組んでいます

遠く海の向こうの人達にも私たちのさつまいもを届けたい

国産さつまいもの更なる販路拡大を図るべく、現地へ足を運び、実際に見て感じて、各国各地域のニーズを捉え、海外にもたくさんのさつまいもを出荷しています。当初は様々な反対の声や懸念もありましたが、海外向け出荷量は年々増加し今後も中華圏、東南アジア圏は勿論の事、欧米、北米などへも出荷量を増大していく計画です。

通販

くしまアオイファームの商品をネットでお買い求めいただけます

あおいちゃんのサツマイモ専門店 オイモールドットコム

私達、農家が自身で運営するさつまいも通販の専門店がくしまアオイファームのさつまいも通販サイト「あおいちゃんのサツマイモ専門店 オイモールドットコム」です。当然、良いさつまいもを、良い価格で、皆様にお届け出来るよう毎日努力しています。

 

経営理念

何時の時代も農業者の立場は弱い。休む間はなく、品質は天候に、価格は市場に左右され、こんなに地味 で辛くリスクの高い仕事を誰がするだろうか。今、国内農業者の平均年齢が65歳を超えている。誰かがや らなくてはいけない。選択肢はない。俺達がやるしか無い。強い志で、時代を超え、しがらみを超え、俺 たちは肥えていく。農業者よ。凛とあれ。必ず、強い農業はこえていく。

私達が考える強い農業とは

・安心、安全
・おいしい
・安定的で高い収益性

上記3つがバランスよく成り立ち、時代に合った商品、サービスを生み出せる農業の事を「強い農業」と定義 しています。「こえていく」には様々な意味が含まれます。

時代、世代、世界を越えていく。 しがらみ、既成概念、想像、自分自身を超えていく。 関わるすべての人々は肥えていく(豊かになり、幸せになる)。

私たちの使命は、強い農業を、未来永劫にこえていく(続かせる)ことです。

代表取締役会長挨拶

世界一のさつまいも総合企業をめざして。

株式会社くしまアオイファームは宮崎県串間市に本社を置く農業法人です。 青果用のさつまいもに特化し、弊社独自でブランディングした5品種のさつまいもの 生産、加工、販売に取り組んでいます。

経営理念は「強い農業はこえていく」。 「こえる」という言葉の中には、時代を越え、しがらみを超え、さつまいもを通して人々が肥えていけるような社会を目指していこうという、3つの想いが込められています。

農産物の品質は天候に、価格は時価に左右され、国内農業従事者の平均年齢も上昇していく現状の中ではすでに、選択肢は限られています。

農業者でもある私達がかかげているもうひとつの理念として、「温故拓新(おんこたくしん)」があります。

故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを拓(ひら)く。私達がいま、農業に取組む事ができているのも、先人が開拓してきた環境や長年の知恵が 積み重なって現在につながっています。

時代はたえず進化しています。 これからの農業に必要なのは「昔のやり方を学び、今の時代に合わせてちょっと変えること」だと私たちは考えます。

この「ちょっと変える」が新しき道を切りひらく事に繋がると考えています。

株式会社アオイファームホールディングス
株式会社くしまアオイファーム
代表取締役会長 池田 誠

会社概要

概要

名称 株式会社くしまアオイファーム
代表取締役 会長 池田 誠社長 奈良迫 洋介
所在地 本社:〒889-3531 宮崎県串間市奈留6564-12
メールアドレス info@aoifarm-gr.com
URL https://aoifarm-gr.com
創業 1950年
法人設立 2013年12月16日
資本金 7,000万円
年間取引量 約10,000t
事業内容 さつまいもの生産, 加工, 販売
従業員 100名(パート/アルバイト含む)2024年8月現在
栽培面積 約250ha(契約農家含む)
出荷期間 周年

沿革

  • 昭和初期
    • 池田祐男、池田安太郎がでんぷん用さつまいもの栽培を始める。
  • 1973年(昭和48年)
    • 池田康啓が後を継ぎ、(昭和45年頃から)寿芋(現在の宮崎紅)の栽培を始める。
  • 1992年(平成4年)
    • 池田誠が家業を引き継ぎ、ライスセンター池田(米の乾燥籾摺り業)を開業すると供に、さつまいも栽培の規模拡大に着手。
  • 2011年(平成23年)
    • 市場出荷を縮小し、全国に直接営業を展開。くしまアオイファームキャラクター「あおいちゃん」をデザインし、ブランド化。
  • 2012年(平成24年)
    • 米の乾燥籾摺り業を廃業しさつまいも栽培に専念。同年シンガポールへ海外初出荷。
  • 2013年(平成25年)
    • 12月16日、株式会社くしまアオイファームとして法人化し、香港と台湾にも海外輸出を開始。
  • 2014年(平成26年)
    • 国の六次産業化企業として認定を受けて、加工品の開発に着手し、国内販売を開始。
  • 2015年(平成27年)
    • 奈留集出荷場 増設 稼働開始
    • 第2回 九州未来アワード 地方創生・地域振興部門 審査員特別奨励賞 受賞
    • 経済産業省 The Wonder 500 認定(https://thewonder500.com/)
  • 2016年(平成28年)
    • 東町集出荷場 増設 稼働開始
    • 中小企業庁「はばたく中小企業・小規模事業者300社」選定
    • コーシャ認証 取得(http://kosherjapan.com/)
    • 宮崎県企業成長促進プラットフォーム 平成28年度宮崎県成長期待企業
  • 2017年(平成29年)
    • 4月   平成28年度 輸出に取組む優良事業者表彰 農林水産大臣賞 受賞
    • 10月 平成29年度宮崎県中小企業大賞 受賞
    • 10月 奈留本社 新出荷場・貯蔵庫・事務所竣工
        (平成28年度農畜産物輸出拡大施設整備事業を活用)
  • 2018年(平成30年)
    • 11月 第五回ディスカバー農山漁村の宝 全国32選に選定
  • 2019年(令和元年)
    • 8月   ひなたGAP認証 取得
    • 10月 第55回宮崎日日新聞賞産業賞 受賞
  • 2020年(令和2年)
    • 2月   JGAP認証 取得
  • 2022年(令和4年)
    • 1月  令和3年度6次産業化優良事例表彰 大臣官房長賞 受賞
    • 5月  農業イノベーション大賞2022 大賞(最優秀賞)受賞
    • 8月  宮崎県次世代リーディング企業認定
    • 8月  茨城支店 稼働
  • 2023年(令和5年)
  • 2024年(令和6年)
    • 7月   農林水産大臣認定 フラッグシップ輸出産地
  • 2025年(令和7年)
    • 1月   株式会社くしまアオイファーム 宮崎オフィス 開設

シンボル

企業シンボル ~”強い農業はこえていく”と想いを込めて~

株式会社くしまアオイファームの企業ロゴです。農業は生命を司る産業である ということから生命の源の太陽をベースに、当社の主力商品のさつまいもを カットした時の断面をイメージして中にAoifarmのAとFのアルファベ ットを合わせています。

商品シンボル  ~さつまいも大好きあおいちゃん~

くしまアオイファームの商品ロゴです。くしまアオイファームのアオイは創業者の池田誠の娘の名前になります。その娘が2010年(当時小学6年生)の 時に書いた自身の似顔絵をベースにデザインしています。

生産者チームシンボル  ~幸せに繋がるように~

くしまアオイファームの生産者チームのロゴです。商品ロゴのあおいちゃんと様々な種類のさつまいも達が楽しそうにしている姿は、“幸せ”を感じさせます。 生産者の幸せを向上させていくチームであるようにと想いを込めています。