当社は世界に貢献しています
【栽培】
環境に配慮した取り組み
化学肥料を減らし栽培する取り組みを行っています。農薬は植え付け時期数回のみの使用にとどめ、宮崎県農作物栽培慣行基準の50%以下を実現しました。また、畑で使う従来のマルチフィルムでは耕耘時にフィルムを剥がす必要がありましたが、土壌で分解される生分解性マルチシートへの切り替えを進め、廃棄していたフィルムの削減に繋がっています。その他、近隣地区や海岸の清掃活動にも積極的に参加し、自然環境と生態系の保全に努めています。
【流通】
廃棄物、食品ロスの削減
農業はきれいごとじゃありません。大きなもの、小さなもの、きれいなもの、形の悪いもの、全てが農産品です。小サイズのさつまいもの需要がある国への販路開拓により、いままで畑に廃棄されていた小芋を販売することができるようになりました。同様の取組をくしまアオイファームは続けます。宮崎大学との共同研究では捨てられている茎葉などの未利用資源の活用に向けた取り組みも進めています。
【人材育成】
事業継承と規就農者支援
後継者不足、高齢化傾向にある農業従事者をくしまアオイファームで雇用する事によって、事業を継続できる環境作りをすると共に、熟練農家ならではのノウハウの継承や教育をすることによって若手社員、農家のスキルアップを図っています。長年培った技術や知識を学び、今の時代に合わせてちょっと変える「温故拓新(おんこたくしん)」の理念を持って強い農業を目指します。
【教育・食育】
施設見学、就労体験
働くことを実際に経験し、農業に携わることへの楽しさを体感してほしいという想いから、地域の学生を招いて施設見学や農業体験を実施しています。子どもたちにおいしいものを食べられる喜びを伝えたり、農業の夢と希望を共有して「農業がしたい」と言ってもらえるように、しっかり、たのしく、かっこよくやる農業者でありたいと考えています。
研究について
宮崎大学農学部との共同研究講座「MTALab」を2018年10月に設立しました。さつまいもに関する複数の共同開発研究を行います。それにより新たなイノベーションの創出ならびに、研究を通じた人材育成等を目指します。
<育種>
従来からある交雑育種法に加え、重イオンビーム照射法といった最新の技術を活用し、新しい品種の開発に取り組んでいます。
現在取り組んでいるのは、おいしくて健康にも良い、全く新しいさつまいも品種の樹立です。すなわち、おいしいだけではなく栄養機能成分(抗酸化作用など)がより豊富な新たな品種の創出を目指しています。
既存の品種では、病原菌等に感染していない苗を選抜できる技術を確立するため研究を進めています。これらの研究成果とこれまでのさつまいも栽培の経験を活かし、環境に順応したより高品質なさつまいも栽培を進めていきます。
<機能性>
さつまいもに含まれる機能性成分にも着目しています。例えばポリフェノールなどの機能性成分を豊富に含んだ品種を選別し、機能性成分を抽出濃縮したサプリメント開発も視野に入れて研究開発を行っていきます。
<栽培貯蔵技術>
AI、ドローン、ロボットなどの最新技術を活用して、生産性の向上を目指します。また、貯蔵時や輸送時に品質劣化を最小限にするための研究も進めてまいります。
<未利用資源活用>
さつまいも栽培においては、傷ついた芋や腐った芋、茎葉などが廃棄物になります。これらの廃棄物を未利用資源として再生できないかどうか取り組んでまいります。具体的にはバイオマス発電やサプリメント開発、畜産向け飼料などとしての活用を模索します。
<人材育成>
学生との共同研究を通して農業および周辺分野で活躍できる人材を育成し、共に多角的な視点で農業および周辺分野に携わってもらえるような環境作りを目指します。