みなさんこんにちは!
アオイファームが日南振徳高校1年生のみなさんに「キャリア教育」の一環で行っている
【アオイの楽校】第6回目の授業の様子をお届けします!(アオイの楽校の詳細はこちらをご覧ください♪)
今回の授業は「商品開発~市場調査について考える~」というのをテーマに
アオイファーム取締役専務の荒川が講師を務めました(*^^*)
前回の授業ではテストマーケティングのためのアンケートを作成していただいたのですが、いよいよ出来上がった商品を実際売っていくというところで、価格設定や売り方(戦略)はどう決めたらいいのか?
そのために必要な市場のデータをとことん調べ上げる【市場調査】について今回は理解を深めていきました(^^♪
なぜ市場調査をすべきなのか?その重要性を自社商品【おやついも】の海外輸出を大きく拡大させた事例を挙げて説明させていただきました。
【おやついも】という商品は国内では破棄されてしまうことの多い小ぶりなサイズのお芋を袋詰めして販売している商品です。この商品の海外輸出拡大の理由のひとつとして、市場調査から分かった【香港のキッチン事情】が関係しています。
香港の市場調査から分かったことは【部屋の間取りがコンパクトなところが多くキッチンも狭いことから、包丁やまな板を使わず炊飯器ひとつで蒸し調理のできるおやつサイズのお芋が好まれる】こと。おやついもはそんな香港の方のニーズをとらえた商品として売り上げを伸ばし輸出拡大に至りました。
市場調査を行えばあらゆるデータから戦略を導き出すことができます、逆に市場調査をしなければ憶測だけの戦略となり大きな損失に至っていたかもしれません、そのため市場調査は重要であると自社の事例をもとに理解を深めました。
では実際に、【市場調査】をしてみよう!ということで
各グループごとにターゲットの国内分布や、競合他社について
データ収集をしていただきました(*^^*)
ただの人口分布だけでなくターゲットとする年代の性別の【家族構成】や【所得割合】について、また競合他社の【市場規模】から【強み・弱み】など30分程の時間でとことん市場調査をしていただきました。
この市場調査を通して得ることのできたデータは自分たちの商品の販売戦略に役立てることはもちろん、【自分たちで調べる力】というのもこの市場調査の過程で得ることができたと思います。
【分からないことはすぐ調べる】そういったことも癖づけてもらいという想いもこめて、時間的には少々ハードな課題でしたが生徒の皆さんそれぞれが自主性をもって積極的に授業に参加することのできた授業になったのではないかと思います。
さて次はどんな授業になるのか、ぜひ次回の投稿をお楽しみにお待ちください(^^♪